取扱業務(法人・事業者様向け)

 当事務所では主に顧問契約をいただいている事業者様向けに,企業法務業務を行っております。
 経営者は時に,孤独な判断を求められます。その際に,「法的にみればどういう見通しか」という「地図」を持っているかどうかは,事業の行く末に大きな影響を及ぼします。普段から気軽に相談できる弁護士を持っておくことは有益です。
 最近では,30代・40代の経営者が,「先代社長の契約している弁護士は大先生すぎて,気軽に相談できない。」と,同世代の弁護士に乗り換える例も増えています。確かに,遠慮して相談できないようでは,弁護士の意味がありません。リーガルアクシスでは,電話やChatを用いた相談など,「相談しやすい法律事務所」であり続けようと努力しています。

契約法務

事業活動を行っていくうえで,契約書は最大の危険地帯であると同時に,大きな武器となります。

法律や規則など,ビジネスの世界で守るべき数々のルールがありますが,これらのうち「任意規定」と呼ばれるルールについては,「特約で排除」できます。ごく簡単に言えば,「当事者同士で約束した内容がよほどおかしくない限り,法律ではなく当事者同士で定めたそのルールの方が適用されますよ」ということです。
これはつまり,「あらゆる事業者は,相手の同意さえあれば,自社に有利なルールを設定して取引を行うことができる」ということを意味します。

他社との契約の際,「相手が契約書を作ってきてくれて助かった。こちらはコストをかけて契約書を作らなくて済んだ。」と喜んでいる人はいませんか。それは,もしかしたら,相手に一方的に有利な条項を含んだ契約書かもしれません。

弁護士はそんな時,世間相場に照らして御社に不当に不利な条項がないか確認します(いわゆる契約書チェック)。

また,御社の基本的な契約書については,弁護士を入れ,かつある程度時間もかけて,自社の納得のいく契約書を作りこんでおくことが,その後の事業展開を考えた場合に有益です。

戦略法務

例えば,新規事業分野を検討している場合に,その法的リスクがどのようなものか,見極めておきたいということがあります。私たちは法治国家でビジネスをしていますから,法律や命令,規則その他各種行政指導などを踏まえつつ,契約や利用規約等を活用して,どこまで自分の土俵を設定したビジネスを展開できるのか,本格的に事業を始める前に十分な検討が必要です。このようないわば「攻め」の法務分野を特に「戦略法務」といいます。

このような相談は,当該会社の普段の事業や業界のことをある程度理解していることが前提ですし,ギリギリのところまで踏み込んだ判断となりますので,原則として顧問契約をいただいている事業者様しかお受けしていません。

債権管理・回収

当たり前のことですが,仕事は,商品を納入したり工事を完了して終わるものではなく,その代金を回収してはじめて完結します。

ところが,「代金が支払われない」という事態は,往々にしてあるものです。
そのような場合に,御社ではどのような対応をされているでしょうか。

  • 入金をきちんと確認するシステムは確立されていますか?
  • 入金がなかった場合にどうするのか,ルールはありますか?
  • 経理担当者は,ルールに従って現場で対応できていますか?
  • 請求書を送ったり電話などで督促しても払われない場合,どのような方法がありますか?

私たちリーガルアクシスは,債権回収の専門家です。
できるだけ低コストで効率的に債権回収ができる仕組みづくりを,御社の実情に応じてご提案いたします。