徳島弁護士会 民事介入暴力対策委員会(民暴委員会)の委員長に就任しました。
再来年には地元での民暴大会(数千人規模)が控えており,大事な時期となります。
精一杯努めたいと思います。
さて,皆さんは暴力団に対して,どういう印象をお持ちでしょうか。
私たち弁護士は,暴力団に属するような人とも接することが珍しくありません。
相手方となる場合はもちろん,自分の依頼者となることすらあるのです(※当事務所は暴力団関係者からの民事事件は受任しませんが,国選弁護事件は誰かがやらなければならないので受けています。)
彼らを必要以上に恐れてはいけません。
言いなりにならないように,理性的に対応することが必要です。
一度関係ができてしまうと,あとで覆していくことは皆さんの力では難しくなってしまいます。
なるべく早く警察なり弁護士に相談し,関係遮断しないと,犯罪に巻き込まれたり,財産を全部吸い上げられてしまったりと大変です。
弁護士だってやくざが怖くないわけではありません。
しかし,彼らと対処するうえで,法はとても強い武器となることも事実です。
適切な緊張感をもちつつ,不当な要求には毅然と対処することのお手伝いができればと思います。
弁護士 立石 量彦